イルミン美術館 "엉망"

こんにちは。ソウルの有形文化財の建物に指定されている美術館、イルミン美術館で行われている"엉망(Ungmang)"という展示を見に行ってきました。

場所がらというか週末という事もあり、いくつか集会が広場で行われていて引きの写真が撮れず、ものすごく下からの煽り写真ですが…建物は素敵でした。昔は東亜日報という新聞社の社屋だったそうです。

今日は何かの美術イベント期間らしく、入館料も割引がありました。

今回のこの展示は、ものすごい収集癖のある事で有名なSasa[44]という作家さんの個展で、20数年間集めたものたちを利用して自身が生きてきた時代と文化のアーカイブ的な展示だそうです。

Nikeがお好きなようですね。

多く目立ったのが旅先の物の収集で、今こそあまりしませんが、私も少し旅先の物とか何でもかんでも収集癖があったので興味深かったです。

オーディオで鑑賞するものや映像もありました。

触ったら死ぬそうです！なんと…

ポップに表現されていながらなかなか衝撃的なコメントで。

1階から3階まで展示があり、こちらは2階部分。

暗い空間の中に明るいショーケース。展示室はかなりゴリゴリなhip-hopが流れていて不思議空間。サウンドも展示の一つみたいです。

ちなみにこの飲料水ボトルは4024本あるそうです。

こちらは3階。また旅の記憶のような展示に戻ります。

東京もありました。ボードに書かれた文章はその旅でどこに泊まり、朝起きて、何を食べて…そんな事が書かれていました。

東京で集めたもの。先ほどの文章にも出てきた物も置かれていました。しかしこの新聞のネタなかなか古い。石原真理子と玉置浩二復縁て…そして秋山の若さ。

他にはコペンハーゲンやニューヨーク。

収集癖で集めたものをここまでアートに昇華させるっていう…気が遠くなります。

そしてこの展示のタイトル"엉망"は日本語で言ったら"めちゃくちゃ"みたいな意味に当たります。なんだか不思議な作家さんです。話聞いたりできたら面白そうだなー、なんて。

一階には関連グッズと書籍の販売コーナーも。

それから美術館の中からも、外から美術館利用してなくてもこちらのカフェも併設しており行けますよ。(cafe IMA)

서울 종로구 세종대로 152

ソウル市 鍾路区 世宗大路 152

開館時間 11:00-19:00

月曜休館

엉망会期

2018.9/7-11/25